学生選手権2003　淑徳大学みずほ台キャンパス

淑徳大学の学祭で、
スケートボード学生選手権2003を観戦。
荒畑潤一プロや、ウィキッズで
滑っていたプロなども顔を見せていた。
決勝戦は、3人ごとに同時に滑り、
審査員を客にまかせ、
客が、これだと思った人に投票する、
というルールでした。

ゼッケン23番の人、君は最高です。
僕の中では別格。優勝決定です。
元ウィキッズのセクションの下りのレッジで、
キックフリップ to B/S50-50グラインド
キックフリップ to B/S5-0グラインド
ノーリーキックフリップ to B/S50-50グラインド
っていうものすごい内容を
2分間という短い中でメイクしていた。
というか、ほとんど始まった1分くらいで。
すごい感動した。
プロでも、大会ではこんなの見せてくれない。
なのに、
客の目の前にあるウィキッズの小さいほうの
バンクトゥバンク上のレールに、
一回だけメイクした
キックフリップ to F/Sボードスライド
（そんなに難しくない。23番のやった
トリックのほうが二回りくらい難しい！）が、
やけに大衆には派手でポップなものに
映ってしまったらしく、
3票差で23番は負けてしまった。
なぜ！？
スケートやってる人なら絶対23番に入れてたはず。
23番の彼は悔しくて悶絶していたが、
その気持ちは当たり前だ。
23番を負かした、まだ中学生くらいの子は
結局、優勝してロサンゼルス行きの切符を
手に入れていました。

ポップとは何か？ということが
勝敗を分けるルールだったので、
ポップの意味がよーく分かった。
スケートボードコンテストにポップは必要でない。
なぜならフェアじゃないからだ。
スポットライトは全てに当てられて
いなければならないと思った。
難易度の高い技には、当然高い得点がつく
ということが整然としていなければならない。
結局、審査員は審査員であり、
客は客であれば、それで済むことなのだが。

すごいモラリストっぽいことを
書いてしまったけど、
それで本望です。
そういう法の中では、
もし、僕がコンテストに出ても
僕じゃたいした結果が出せないはずです。
実力がないからです。

P.S
絶対勝てないスタイルなのに、
AJSAに参加して
客を楽しませるチョッパーさんに敬意を。